Metaverse

【海外事例】海外メタバースの最新情報【プラットフォーム】Vol.2

【海外事例】海外メタバースの最新情報【プラットフォーム】Vol.2

メタバースは、近年あらゆる方面からの注目を受けており、日々新しいプラットフォームが登場しています。

本記事では、Vol.1の記事では紹介しきれなかった、海外の最新メタバースプラットフォームに関する情報と、その活用事例について解説します。

もっと知りたい海外発メタバース

メタバースの技術は日進月歩です。最近では遊ぶためのものやビジネスに利用するものなど、用途に合わせたさまざまなプラットフォームが出現しています。

前回記事で紹介したもののほかに、今回は、追加で5種類の海外発メタバースプラットフォームを紹介いたします。

Axie Infinity

Axie Infinityは2018年にリリースされたベトナム発のブロックチェーンゲームです。

「Axie」はゲーム内のモンスターの名前で、このモンスターを購入して育成し、戦闘や繁殖を楽しみます。

遊ぶことで仮想通貨を稼ぐ「ブロックチェーンゲーム」の火付け役になったゲームで、2021年頃に大流行しました。2022年3月に仮想通貨がハッキングされる事件がありましたが、現在は既に被害ユーザーへの補償やセキュリティの強化が行われています。

Horizon Worlds

Horizon Worldsは、Facebookを運営するMeta社が2019年にリリースした、ソーシャルVRサービスです。

VR機器を用いてバーチャル空間に入り、家具や建物など、さまざまなものを自作できます。衣装やアクセサリーなどのアバターアイテムも全て自身で作成できるため、自分が理想とするキャラクターを作成可能です。

Horizon Worldsは生活空間としてだけでなく、会議室を作成してビジネスにも用いられています。

現在日本からの利用はできませんが、利用可能になればさまざまな使い方が予想されるサービスです。

Roblox

Robloxは2006年にRoblox社がリリースした、オンラインゲーミングプラットフォームです。ゲーミングプラットフォームとは、自作したゲームを他の人に遊んでもらうために販売、ないし公開する場所のことですが、Roblox上ではゲームを遊ぶだけでなく作ることもできます。

Robloxのアプリをダウンロードするだけで、レゴブロックのようなキャラクターのゲームを数多く遊べることが大きな特徴です。

Robloxはゲームの作成や公開、プレイができるだけでなく、交流スペースとして利用できることも特徴です。

また、作ったゲームは収益化できるため、今後さらなる発展が予想されます。

ZEPETO

ZEPETOは2018年にSNOW Corporationがリリースしたソーシャルアプリです。現在は、NAVER Zという会社が運営しています。

コミュニティ型のメタバースで、スマートフォンだけでの参入が可能です。写真や動画を撮ってSNSに公開したり、他の参加者とのコミュニケーションが楽しめます。

コラボを含む様々なイベントや企画が実施されており、2019年にはディズニーとのコラボがあったほか、2022年8月には暗号資産ベースの土地販売をするプロジェクトも発表されています。

Virbela

VirbelaはVirbela社が運営するバーチャルオフィスです。

オフィスと名の付く通り、Virbelaでは自分を模したアバターで「出社」ができます。道路を歩けば歩く音がするほどのリアリティを持つワールドが特徴です。

仮想空間内の会議室に集まったり、現実でのプレゼンテーションと全く同じ構図でプレゼンしたりできる点で、他のオフィスツールとは大きく違います。無料トライアル版も存在するため、導入の検討がしやすいこともポイントです。

海外最新メタバース活用事例

ここからは実際にあったメタバースの使用例について、最新情報をお伝えします。

日々新たなメタバースの使い方が考えられているため、インスピレーションを受けられればかつてない使用法を思いつくでしょう。

バーチャルコンサート

メタバースの利用例としてすぐに思いつくものがこういったエンターテイメントです。

例えば最近では、VRデバイスを販売している「PICO」が、自社のVRヘッドセットを用いて没入型3Dコンサートを制作すると発表しました。

コンサートでは有名DJプロデューサーのカルヴィン・ハリスがライブを開催します。観客は現実のコンサートと全く同じように、ステージのすぐ下からライブを体験できるという内容です。

メタバースによって今まで以上にリアルなバーチャル体験ができる好例と言えるでしょう。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

ビューティーパートナーシップ

化粧品メーカーロレアルが、3Dアバター作成ツール「Ready Player Me」と提携をして、メイクアップした顔アバターやヘアスタイルを提供しました。

こちらはメタバース上でイベントを行うものではなく、メタバース上のアバターに関連するコラボイベントです。

同社は美の未来はバーチャル空間にも広がることを提唱しています。メタバースと企業のイベントは何もメタバースを利用したものに限らないことを示す例です。

社員研修利用

スーパーマーケット事業で世界にチェーン展開しているウォルマートは、接客のトレーニングとしてメタバースを利用しています。

従業員が受ける社員研修はヘッドセットを着用して、研修として再現が困難な状況でお客様へ対応するトレーニングです。ウォルマートは社員の技術向上のための投資として、4,700店舗にわたって17,000台のヘッドセットを用意しています。

まとめ

前回や今回の記事で計10個のメタバースプラットフォームを紹介いたしました。

メタバースの技術は日々進歩しています。

ゲームからビジネスまで多様な活用方法があるメタバースは、その用途によってさらに種類が増えていくでしょう。

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