【2023年2月】GMOメタバースNEWS 3Dファッションショーやバーチャル終活イベント【メタバース】
ますます注目度が高まっているメタバース。2023年2月もさまざまな場所でメタバースが活用されていました。
そこで今回は、2023年2月のGMOメタバースNEWSをご紹介します。
新時代の3Dファッションショーを実現|「FASHION TECH TOKYO」を提供開始
2023年1月27日から、株式会社KINGBEATが新時代の3Dファッションショー「FASHION TECH TOKYO」の提供を開始しました。
「FASHION TECH TOKYO」は、3Dホログラムであるボリュメトリックビデオとデジタルファッションを組み合わせ、メタバース向けの3Dデジタルファッションを制作したり、3Dファッションショーを実施する新たなファッションテックサービスです。
店舗でのリアルな接客だけではなく、VRやメタバースでの新たなデジタルの顧客接点の需要増加を受け、ファッション界に新たなマーケティングスタイルを提案したとして話題を集めています。
石川県が新卒向けイベント「いしかわWEB業界説明会」開催
石川県では、2023年2月15日に新卒向けのイベントとして「いしかわWEB業界説明会」を実施しました。このイベントは、オンラインイベント向けのバーチャル空間である「reBako.io」にて行われた、新卒学生向けの就活イベント。合計100社以上の企業が「reBako.io」にブースを出展し、バーチャル空間内を自由に歩き回りながらブースを訪れ、話を聞くことができます。
2022年10月にも同様のイベントを開催しており、前回は約40社が出展しましたが、今回は2倍以上の約100社が参加しており、さらに賑わいを見せました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点などから、新たな形での新卒向けイベントとしてもメタバースが活用されています。
SELF×NTTドコモ AIを活用した共同実証実験を開始
2023年2月1日、SELF株式会社は株式会社NTTドコモが開発している新たなバーチャル空間によるコミュニケーショサービス「Identity World」において、コミュニケーションAIを活用した共同実証実験を開始することを発表しました。
SELF株式会社は、コミュニケーションAI「オコジョ」を開発するなど、コミュニケーションAIを提供。利用者のセルフケアの習慣化サポートを目的に、オコジョがセルフケア習慣化を支援できるのかを実験します。
メタバースとAIが健康サポートに活用できれば、さらに新たな可能性が広がるでしょう。
オンライン終活相談イベントがメタバース空間で開催
合同会社スマートルーチェでは、2023年1月8日にメタバース空間内でオンライン就活相談イベント「オトナフェスタ~明るく楽しく終活しちゃお!」を実施しました。
このイベントは、デジタル意欲の高いシニアを対象にした就活相談イベントです。約20社のスペシャリストが出展しており、相続・お金・健康・生活に関する相談が可能。各ブースでは、対話形式によるシニアから終活相談を無料で受け付けました。
「オトナフェスタ」は、2021年春から開催されており、これまではZoomで開催されていましたが、2023年1月はZoomに加えてメタバース空間内で開催されました。このことからも、新たなデジタルに対応したいというデジタルシニアが増えていることがわかります。
メタバースシンクタンク「Metaverse Japan Lab」が設立
2023年2月2日、一般社団法人Metaverse Japanは世界初のメタバースシンク「Metaverse Japan Lab」の設立を発表しました。Metaverse Japan Labは、日本から世界へ・産官学の知が循環するテクノロジーハブ・MVJ活動の横連携と社会実装推進の3つをコンセプトに、国内外の産官学組織と連携して行う社会実装や研究活動、知の結集を通じた発信やシンクタンクの業務、ルール形成や国際標準策定などを行うことがわかっています。
鳥取県「メタバース課」を県庁内に設置
鳥取県では、全国初となる「メタバース課」を県庁内に設置しました。メタバース課では、最新の技術とアイデアを用いてより本質的な課題解決へとつなげることを目的に、⾃治体オリジナルAIアバターを職員として採⽤、配置しています。
具体的な活動内容は、NFTを活⽤した鳥取県を応援するプロジェクトの運営、メタバース上で⿃取県の魅⼒を発信していくことでリアルな⿃取県の観光や物産の振興を図る事業など。メタバースを活用し、これまでにない新たな関わり⽅が生み出されることが期待されています。
メタバースミュージアム「にしてつバース」がオープン
西日本鉄道株式会社では、2023年2月25日にメタバースミュージアム「にしてつバース」をオープンすることを発表しています。「にしてつバース」は、メタバース空間内に鉄道とバスのミュージアムを設置。スマホやPCの専用アプリからオリジナルアバターを作成することで、館内を自由に見学できます。
メタバース空間内では、無料で電車バスの乗車体験も可能。「にしてつバース」を通じて、新たなファン層の獲得を目指しています。
あいおいニッセイ同和損保がメタバース保険を発売
東京海上日動火災保険は、2023年1月からメタバース保険を発売し始めました。これは、メタバース空間内で従業員と対話し、自動車保険などの個人向け保険を販売するというもの。メタバース空間内で、保険の説明だけではなく書類の作成や契約書の受け渡しもでき、契約を完結できます。
メタバースで、保険の新たな販売の可能性も広がりつつあります。
まとめ
メタバースは、さまざまな事業に活用されています。今後もさらに新たな事業に活用され、可能性を広げ続けるでしょう。今後のメタバースの動きから目が離せません。
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