【2023年4月】GMO NFT関連 NEWS
画期的な技術として一気に世界的に広がり続けるNFT。2023年4月もNFTが世界的なスポーツブランドなどの新たな場で活用されるなど、大きな動きがありました。
今月もGMO NFT関連NEWSをお伝えします。
Nikeが初のNFTコレクション「Our Force 1」を発表!Web3プロジェクト「.SWOOSH」
スポーツ関連の靴やアクセサリーなどを展開する米の多国籍企業NIKEは、2023年4月18日にNIKE発のNFTコレクション「Our Force 1」のポスターと一部ビジュアルを公開しました。「Our Force 1」は、「Classic Remix Box」と「New Wave Box」の2つのデジタルボックスで構成されており、各ボックス19.82USDで発売されます。
NIKEは子会社であるRTFKT(アーティファクト)が、スマートスニーカー「Cryptokicks iRL」をNFT化して販売したことがあります。今回、満を辞してNIKE本体がNFTの導入を決意したのです。
NIKEでは、SWOOSHメンバー全員に「Our Force 1」のバーチャルクリエーションを購入する機会を提供すべく、複数のエントリーポイントを用意しています。これによりSWOOSH会員は、「Our Force 1」の箱を開けることで、どのOur Force Oneシューズが入っているか知ることができます。また、数ヶ月後にはユーティリティを解除を予定しており、物理的な製品や体験へのアクセス、ビデオゲームへの対応なども予定されていることが明らかになっています。
SWOOSHは、現時点では日本では提供されていないサービスですが、NIKE初のNFTブランドであることや今後このNFTコレクションに対してユーザーはどのような影響を与えるのかなど、今後の動向に要注目です。
adidasのNFTコレクション「Into The Metaverse」にて続編が公開「ALTS by adidas」
NIKE同様に靴や衣類、アクセサリーなどのデザインや製造を行っているドイツの多国籍企業adidasは、2023年4月12日に「ALTS by adidas」のChapter 1の開始と今後の方針を発表しました。
「ALTS by adidas」は、adidasのNFTコレクション「Into The Metarerse」の続編です。「Into The Metarersは、購入者がデジタルとプロダクトの権利を得られるというNFTでした。
今回の発表では、「ALTS by adidas」のPhase 1、またはPhase 2の「Into the Metaverse」のNFTをバーンすることにより、「ALTS by adidas」のNFTを獲得できるという仕組みであることがわかっています。加えて、その後Chapter 3の終わりに特性の組み合わせを持つ、ユニークなPFP NFTを獲得することができることも明らかになりました。
さらに、「ALTS by adidas」はダイナミックNFTとして扱われるとされており、今後ホルダーに選択を与えるコンテンツが追加される可能性もあるなど、今後の動きに目が離せません。今回の発表では、まだ「ALTS by adidas」の全貌はわかっていませんが、最終的にどのようなNFTになるのか要注目です。
NFTアートの返礼品が神奈川県藤沢市に初登場。「SHONAN NFTアートコンテスト」受賞の5作品が寄附受付開始。
日本でもNFTに関する動きがありました。それは神奈川県藤沢市のふるさと納税の返礼品に、NFTアートが初登場したというものです。
2023年4月10日から、神奈川県藤沢市が株式会社イージェーワークスが提供するNFTアートを返礼品として寄附受付が開始されました。今回、金沢県藤沢市が返礼品に選んだNFTアートは、2022年5月にイージェーワークスが運営する湘南地域をテーマに開催されたアートコンテスト「SHONAN NFTアートコンテスト2022」にて受賞した作品の中から、特に藤沢市に関連する作品をNFT化したものです。寄附特典はNFTアートだけではなく、藤沢市の観光名所として知られる「江の島」の対象施設を無料で利用できる招待券も付帯しています。
NFTアートが購入できる寄附金額は10,000〜20,000円で、各作品5点までの限定品です。また、付帯する招待券の対象施設は江の島エスカー・江の島サムエル・コッキング苑・江の島シーキャンドル・江の島岩屋です。返礼品発送期日は2023年5月〜10月末までであるため、気になる方はお早めにお申し込みください。
NFT同様、日本でも知名度が上がって利用者が急増しているふるさと納税の返礼品として、新たにNFTが活用されました。神奈川県藤沢市の結果次第では、今後さらにふるさと納税の返礼品にNFTが活用されるかもしれません。今後も、返礼品に関するNFTの情報を随時確認していきましょう。
まとめ
NFTへの注目度は日に日に増す一方で、多くの場所で活用事例も増える今日。
今後さらに本格的に運用されるNFTプロジェクトもあったり、今後も様々な場所で活用されることが予想されます。来月も最新情報をお届けします。
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