NFT

NFTの作成・販売方法をわかりやすく解説｜NFTとは何？についても紹介

2023/04/27 2024/09/30

デジタルデータにも著作権が得られるようになった「NFT」。アートやゲーム業界だけではなく、幅広く活用され始めています。そこで今回はNFTの作成と販売方法についてご紹介します。

NFTとは

NFTの作成・販売方法をご紹介する前に、まずはNFTとは何かについて確認しましょう。

NFTとは、Non Fungible Tokenの頭文字を取った言葉で、直訳すると代替不可能なトークンという意味があります。代替不可能なトークンと言われてもイメージが湧かないという方も多いでしょう。NFTについてさらに詳しく確認しましょう。

ブロックチェーン技術で作られるデジタル資産

NFTは、ブロックチェーン技術を用いてデジタルデータの所有権や著作権を証明する技術のことです。これまで、デジタルデータには明確な所有権や著作権がなく、複製及び転売されてしまうことも少なくありませんでした。しかし、ブロックチェーン技術を使ってデジタルデータの所有が証明できるようになったことで、デジタルデータが資産としての価値を持つことができるようになったのです。

最初はアートやゲーム業界で広がりましたが、近年はビジネスシーンや音楽業界など幅広く活用され始めています。

誰でもNFTアートを売買できる

デジタルデータであるNFTは、誰でも簡単に売買できるようになりました。そのため、デジタルデータの所有権を持つ人がそのNFTを販売すると、購入した人はNFTの所有権を得ることができるようになります。

例えば、これまでデジタルアートの販売は困難でしたが、NFTアート化することで売買しやすくなりました。

著作権や商用利用権は動かない

デジタルデータであるNFTは、誰でも売買ができます。しかし、売買できるのはあくまでもNFTの所有権のみです。

NFTは所有権を証明するものであり、NFTをバイバイしても著作権や商標利用権は創作者から移動することはありません。そのため、購入者が独断でNFTで事業を始めたり転売することはできないのです。

NFTの作成と販売方法

NFTの作成と販売は、以下の手順で行います。

①オリジナルのデジタルアートを作成する

②仮想通貨取引所で仮想通貨を入手する

③仮想通貨ウォレットを作成する

④ウォレット内に仮想通貨を入金する

⑤NFTマーケットプレイスにログインする

⑥販売するデジタルアートを出品する

それぞれの手順について詳しく解説します。

①オリジナルのデジタルアートを作成する

まずは、オリジナルのデジタルアートを作成します。著作権を侵害しないデジタルデータであれば良いため、音楽や映像、絵画などジャンルは関係なく、オリジナルであればどのようなデジタルアートでも構いません。

これまで作成したことがある方は、通常のアート同様の手順でデジタルアートを作成しますが、制作会社やクラウドソーシングに外注して作成してもらうことも可能です。

②仮想通貨取引所で仮想通貨を入手する

次に、仮想通貨取引所にて仮想通貨を入手します。NFTは場合によっては日本円で取引されることもありますが、現時点ではほとんどのケースで仮想通貨で取引されています。そのため、仮想通貨取引所の口座開設は必要不可欠です。

まずは仮想通貨取引所の講座を解説し、NFTの売買で使用する仮想通貨を購入しましょう。

③仮想通貨ウォレットを作成する

仮想通貨の口座開設と入手が完了したら、次に仮想通貨ウォレットを作成します。仮想通貨ウォレットの作成方法は様々ですが、MetaMaskウォレットが一般的であることからMetaMaskがおすすめです。MetaMaskをダウンロードして、仮想通貨ウォレットを作成しましょう。

なお、仮想通貨ウォレットを作成するとデジタルアートの販売だけではなく購入も可能になります。

④ウォレット内に仮想通貨を入金する

仮想通貨ウォレットを作成できたら、仮想通貨取引所で購入した仮想通貨をMetaMaskウォレット(仮想通貨ウォレット)へ送金します。仮想通貨ウォレットを作成していても、ウォレット内に仮想通貨が入っていないと意味がありません。

ウォレットの作成と共に仮想通貨も入手しておき、作成でき次第仮想通貨を入金しておきましょう。

⑤NFTマーケットプレイスにログインする

仮想通貨ウォレットに仮想通貨を入金できたら、次にNFTマーケットプレイスにログインします。NFTマーケットプレイスも複数の種類がありますが、OpenSeaは自分のNFTを簡単に販売できるためおすすめです。

自作のNFTを簡単に販売できるOpenSeaにログインしましょう。

⑥販売するデジタルアートを出品する

NFTマーケットプレイスにログインできたら、いよいよ販売するデジタルアートを出品します。出品時の細かな手順はNFTマーケットプレイスごとに異なりますが、基本的にはデジタルアートをアップロードして詳細情報を入力すると出品できます。詳細情報はなるべく細かく入力しておきましょう。

まとめ

NFTの誕生により、デジタルデータも所有権や著作権が明確になりました。今後、デジタルデータがNFTによって世界的に売買されることになるでしょう。

デジタルデータを作成、販売したい場合はぜひご紹介した手順を参考にして、世界中の人と取引しましょう。

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