事例/インタビュー

【学生団体インタビュー】京大マーケティング研究所|実践から学ぶマーケティングの本質とは

【学生団体インタビュー】京大マーケティング研究所|実践から学ぶマーケティングの本質とは

2024年に設立された「京大マーケティング研究所」。学生が主体となって企業との商品開発やインバウンド向けのツアー企画に挑むなど、実践的なプロジェクトを通してマーケティングの本質に迫るユニークな学生団体です。

今回は、設立者で元代表の迫田周大さんと、現代表の中尾優太さんにお話を伺い、団体の活動内容や設立背景、マーケティングに対する考え方、現役マーケターへの質問まで、リアルな声をお届けします。

本日は京大マーケティング研究所の方々にインタビューを行いました

  • 迫田周大(画像左):京都大学経済学部4年生。設立者・元代表。
  • 中尾優太(画像右):京都大学経済学部1年生。代表。

京大マーケティング研究所について教えて下さい

団体概要

  • 設立年:2024年
  • 所属大学:京都大学の学生を中心に構成(現在48名)
  • 活動頻度:毎週月曜日に定例ミーティングを実施。チーム単位でのプロジェクト活動も随時行う
  • 活動目的:マーケティングの実践を通じて、自主性やリーダーシップを育むことを目指す

団体の活動内容や設立の背景について教えてください

京大マーケティング研究所は、「アントレプレナー(=ゼロから事業を創り出す企業家)を生み出す仕組みが不足しているのではないか」という問題意識から、2024年に設立しました。学生自らがマーケティングを学び、実践する中で、リーダシップや企画・推進力を育てることを目的としています。

活動は、毎週月曜日の定例ミーティングでの輪読やディスカッションを中心に、知識を深める勉強会を実施。また、受験生時代の経験や「京都大学生であること」を強みとして活かし、マーケティングを活かした企画やプロジェクトにも取り組んでいます。

具体的にどのようなプロジェクトに取り組んでいますか?

京大マーケティング研究所では、マーケティングの実践力を養うため、さまざまなプロジェクトに挑戦しています。

たとえば、「京都大学に受かるための手帳」の開発プロジェクトでは、受験生時代の経験を活かし、合格に向けたスケジュール管理やモチベーション維持を支援する独自の手帳を企画・制作しています。また、企業と連携した商品開発プロジェクトにも取り組んでおり、実社会とつながりながら、実践的なマーケティング力を高めています。

さらに最近では、インバウンド(訪日外国人)向けの観光ツアー開発にも挑戦しています。観光ニーズや行動分析をもとに、魅力的な体験型ツアーを企画しています。

マーケティングを学ぶ中で、「マーケティングの本質」とは何だと感じますか?

迫田:「人の理解」

他者を理解することはもちろん大切ですが、それと同じくらい自己理解も重要だと思っています。マーケティングは相手に価値を提供する行為ですが、その前提として、自分自身がどんな価値を持っているのかを知っておくことが欠かせないです。そうした「他者理解」と「自己理解」の両方が、マーケティングを学ぶうえでの核心だと捉えています。

中尾:「価値の解像度」

価値とは何か?を徹底的に考えることがマーケティングだと思います。商品やサービスがなぜ売れないのか、どこに価値があるのかを掘り下げて考えることで、提供する価値の解像度が上がっていきます。そうした思考の積み重ねこそがマーケティングの本質だと感じているそうです。

注目しているマーケティングトレンドとは何ですか?

現在注目しているトレンドのひとつは「インバウンド」です。京都という土地柄、伝統産業や歴史的な文化資源が豊富で、訪日外国人観光客(インバウンド)の数も多いことから、「学生としてその分野に貢献できることはないか?」という視点でプロジェクトに取り組んでいます。

また、インバウンドに向き合うことで、「日本の価値とは何か?」という問いにも自然と向き合うことになり、日本文化を外からの視点で見つめ直すきっかけにもなります。単なる観光促進にとどまらず、マーケティングを通して異文化理解や自己認識を深めるプロセスにもつながっています。

現役マーケターに質問したいことはありますか?

質問1:学生がマーケティングを学ぶにはどうしたらよいか?

日常の中にあるマーケティングに目を向けることが大切だと思います。

たとえば、電車の中吊り広告やテレビCM、SNSの広告など、普段自分が目にするマーケティングに対して、「なぜこの表現なんだろう?」「誰に向けているんだろう?」と、5W3Hの視点で考えてみるようにしています。まだ経験が少ない中は、リアルなマーケティングを自分なりに分析することで、少しずつ実践的な視点が身についていくと思います。

質問2: どのような知識を学ぶのがよいでしょうか?

ロジカルシンキングが重要だと思います。

マーケティングの知識を学ぶ前に、「マーケティングとはどのような要素で成り立っているのか」を論理的に分解して考えられる力が必要だと感じています。知識を覚えることよりも、その構造や背景にあるロジックを理解できているかが、実践で差を生むポイントになると思います。

まとめ

実社会とつながるプロジェクトに挑戦している京大マーケティング研究所。迫田さんが語る「自己理解と他者理解」、中尾さんの「価値を深掘りする思考」からもわかるように、マーケティングは単なるスキルではなく、人間理解そのものに近いのかもしれません。

「学生だからこそできるマーケティング」の形を模索しながら、仲間とともに実践を重ねていく姿勢は、多くの現役マーケターにとっても刺激になるはず。これからの活動にも注目です。

新歓情報:「京大マーケティング研究所」では、新メンバーを募集しています!

興味のある方は、以下の情報をチェック!

プロフィール
吉田一貴
マーケティング支援会社での10年以上の経験。 広告運用に精通し、累計運用額50億円以上・30媒体以上の実績を誇る。 運用型広告に特化し、パフォーマンス最大化を目指すマーケティング戦略のプロフェッショナル。
CONTACT US

マーケティングに関することならお気軽にご相談ください

フォームからのお問い合わせ

助っ人マーケター byGMOへのお問い合わせはこちらのフォームよりご連絡ください。