マーケティングコラム

動画広告の成果を加速させる3つの考え方

2020.12.16Column
動画広告の成果を加速させる3つの考え方

5Gの時代が到来した今、企業にとって動画広告の重要性は益々大きなものとなってきています。

動画広告運用を今後どのように活用していけばいいのか頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。

 ・動画のクオリティはどの程度がいいのか
 ・工数はどの程度かかるのか
 ・動画制作にかける費用はどれくらいかかるのか

などいろいろな悩みを抱えているかと思います。
今回はそのような悩みを解決できるような考え方について触れていきます。

目次
1.動画広告の市場は年々成長傾向
2.成果を出す上で重要な3つの考え方
  - ライト動画
  - ミドル動画
  - ヘビー動画
3.まとめ

1.動画広告の市場は年々成長傾向

年々市場を伸ばしているインターネット広告領域ですが、動画広告市場も比例して市場を伸ばしているのはご存知でしょうか。(2023年には5065億円市場に成長予測)

Googleが提供するYoutubeや各媒体が動画広告での出稿を推奨しているため、今まで動画広告をチャレンジしてこなかった企業も配信を始めていこうという機会が増えてきていると思います。

特に今は4Gから5Gに時代が移り変わる転換期に入っていることから、各企業で動画広告を攻略すべく試行錯誤を繰り返している状況です。

参考:https://service.aainc.co.jp/product/letrostudio/article/2020/movie-market-data.html

2.成果を出す上で重要な3つの考え方

ただ、動画広告を始めようと思ったときに3つの壁がどの企業でも直面します。
 ・動画のクオリティはどの程度がいいのか
 ・工数はどの程度かかるのか
 ・動画制作にかける費用はどれくらいかかるのか

これらを加味した配信設計をしていかない限りは、ただ配信をして終わるというケースになることが多く、成果が出にくい状況に陥りがちです。

そこで、GMONIKKOで考えたのが「ライト・ミドル・ヘビー」という目的別での運用方法です。

これはファネル別に動画の優先度を加味した考え方であり、ユーザーの行動に合わせたKPIを考えていくというものです。

- ライト動画
広告効果の高い静止画バナーを元に文字・ボタンなどの一部分を簡易アニメーションさせた動画のことです。

短尺で制作されるため、工数は2営程度で完了できます。
また、費用面においても静止画を組み合わせて活用を行うため、静止画を引用して作成を行うことで質を担保できるのが特徴です。

すでに自社サービス(商材)について理解があり、最後の一押しとしてのコミュニケーションとして動画配信を行うことが適切です。

- ミドル動画
Google社が提供している「YouTube Video Builder」などの動画制作ツールを用いて制作する動画のことです。
スライドショーにアニメーションやデザイン性を加えたリッチなスライドショー動画などの配信でき、6秒から30秒以上まで尺数は幅広く展開が可能です。

ツールに当てはめた制作が可能なため、クオリティの高い動画を3~4営程度で作成が可能です。
本格的な動画を作成するまでには至らないまでも低価格で高品質な動画広告を作成できるのが特徴です。

これらの動画については、自社サービス(商材)についてよく知らないけど、名前を知らないというユーザーに向けた広告として適切です。

- ヘビー動画
企画、構成の工程を含めて、プロモーション・ティザー動画、実写撮影動画、CG合成などリッチな映像技法を取り入れた動画のことです。

アイデアベースから動画作成を行うため、案件によって動画制作期間にも差が生じるが、サービス内容を高いクオリティで伝えることができるのが特徴です。
そのため、認知層(自社サービス・商材を知らないユーザー)に向けた広告が適切です。

3.まとめ

・目的に合わせた動画広告配信の考えを持つ
・動画広告を3つの考え方に分割(ライト・ミドル・ヘビー)

動画広告の考え方について記載させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
成果が頭打ちしていたり、施策がマンネリしていたり、現状のやり方に限界を感じたときは是非、GMONIKKOに一度、ご相談ください。

菊地 祥(きくち しょう)
ライター:菊地 祥(きくち しょう)
近畿大学経営学部卒業。2017年中途入社。
入社後は教育・不動産領域の案件にて、運用型広告の運用やフロントコンサル業務に従事。
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