マーケティングコラム

【Youtube広告】スマホ向け動画に適したサイズとは?

2021.09.24Column
【Youtube広告】スマホ向け動画に適したサイズとは?

動画広告を攻略するには、スマートフォンユーザーの特徴を理解する必要があります。
Googleの調査によるとYouTubeを見ているユーザーの約70%以上はスマホからの視聴ユーザーだそうです。

そのため、動画広告を配信する際にはスマートフォンユーザーを第一に考える「スマホファースト」の視点を持ちながら、配信設計を行うことが必要となってきます。

今回の記事では弊社で実施した配信実績を交えながら、スマートフォンに適した動画広告を配信する際に動画サイズに言及していきます。

目次

1. 動画広告市場は今後さらに活性化
‐ 2024年には6,856億円規模にまで成長
‐ 動画視聴時の特徴

2. スマホファーストの視点
‐ 動画広告のサイズ
‐ サイズによる効果の差

3. まとめ

1. 動画広告市場は今後さらに活性化

■2024年には6,856億円市場規模にまで成長

デジタルインファクトの調査による、今後益々動画市場は成長を続け、2024年には6,856億円規模まで成長すると発表しています。

特にスマートフォンでの市場が大幅に成長すると見込んでおり、ユーザーの行動変化を加味した動画広告配信を検討していく必要性が高まっていきます。

■動画視聴時の特徴

(参照:「若者世代のスマートフォン利用に関するアンケート(TIME&SPACE調べ)」)

今まではスマートフォンを横向きで使用するユーザーが多かったのですが、TikTokなど縦向きで見るユーザーが増えたことで、正方形や縦型フォーマットの需要が伸びてきています。

2. スマホファーストの視点

■動画広告のサイズ
先程の市場調査の数値を見ても、動画広告市場においてデバイス別で見た時にスマートフォンユーザーが大部分を占めているため、スマートフォンユーザーが動画を見ているときに最適な広告サイズでクリエイティブを作成することが好ましいです。

その際に作成できるサイズは
縦型、横型、スクエア型の大きく3種類となります。

ただ、ここで問題になるのが限られた予算の中でどのサイズの動画を作ればいいのか。
ということではないでしょうか。

導入に際して様々な問題が考えられますが、大きく分けると以下の3つかと思います。
・横型しか作成したことがない
・流用なので正方形の動画しかない
・縦型の事例が少ない

これらの課題を解決するための示唆を得ましたので、お伝え致します。

■サイズによる効果の差

縦横正方形での効果の差は以下の通りでした。
・ボリューム/CPM:横型>>>正方形=縦型
・視聴率/視聴単価:縦型>正方形>横型
・CTR/CPC:正方形>縦型>横型

全サイズ追加推奨ですが、基本はボリューム担保のため横型を追加が好ましいです。
CTRと視聴率のどちらかを重視するかによって、正方形と縦型を追加していくことが好ましいと考えます。

3.まとめ

・スマートフォンユーザーの特性を理解した動画広告を配信する
・サイズ別の特徴を理解する

ユーザーの特徴に合わせて配信方法に工夫が必要となりますが、今回は動画のサイズ別の分析について共有させていただきました。
動画広告作成に悩んでいるのであればぜひ参考にしてみてください。

菊地 祥(きくち しょう)
ライター:菊地 祥(きくち しょう)
近畿大学経営学部卒業。2017年中途入社。
入社後は教育・不動産領域の案件にて、運用型広告の運用やフロントコンサル業務に従事。
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