「デジタル人材」になるには？～今年もデジタル人材育成支援EXPOに行ってきた～

今年は、ChatGPTをはじめとした文章生成系AI、stable diffusionなどの画像生成系AI、その他様々なAIサービスが爆発的に流行ってます。毎日いろんな新しいAI関連のニュースで溢れているので、情報をキャッチアップするのも大変な状況ではないでしょうか。
そんな中、これからビジネスパーソンはどういったスキルが必要なのかを探るべく、昨年に続き今年も行って来ました「第2回デジタル人材育成支援EXPO春」！
　
さて、今年は、どんな企業が出展しているのでしょうか？
　

　
　

【目次】

　１．はじめに
　２．デジタル人材育成支援EXPOへの出展企業
　３．各出展企業のデジタル人材育成サービス内容
　４．デジタル人材となるためには？
　５．まとめ

※以下、本文内に掲載してある各社のブース画像は、一部ぼかしてあります
　
　

１．はじめに

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はじめに「デジタル人材」についてですが、本記事では「デジタル技術をビジネス活用出来る人材」と定義しています。
(詳細は、昨年記事をご参照ください)　https://www.koukoku.jp/truemarketing/column/20220630a/
　
　
そういった意味では、今年は特にChatGPTやAIツールなどを含めて活用出来ることが、ますます重要になってきています。
トレンドに合わせた学習サービスの提供があるかどうかにも注目してみていきたいと思います。
　
　

２．デジタル人材育成支援EXPOへの出展企業

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まず定量面です。
出展企業数が、かなり増加していました。
昨年は約20社でしたが、今年は40社近くと、ほぼ倍になっていました。
たった1年ですごい盛り上がりです。AIニーズの高まりをみて、出展企業も増加したのかもしれないですね！？
　
以下が、今回の出展企業です。
　
■デジタル人材育成支援EXPO出展企業（順不同）
・ギブリー
・キカガク
・4COLORS
・リンプレス
・シナジーマーケティング
・トレノケート
・グロービス
・LPI‐JAPAN
・Preferred Networks
・WizWe
・エスアイイー
・SIGNATE
・データミックス
・AKKODiSコンサルティング
・パーソルグループ
・システムシェアード
・ソニーネットワークコミュニケーションズ
・ベネッセコーポレーション
・eduleap テレビ朝日
・ネットラーニング
・エクサウィザーズ
・AVILEN
・ウチダ人材開発センタ
・インターネット・アカデミー
・アフレル
・アビームコンサルティング
・ランサーズ
・HYPER ISLAND JAPAN
・デジタルリテラシー協議会
・スキルアップAI
・データビークル
・アイスリーデザイン
・シナジーマーケティング
・BFT
・オーアール・ラボ
・AscentBusinessConsulting
・システナ
・WHITE
・ユーザベース（SPEEDA）
・オゼットクリエイティブ
　
昨年、出展されていた企業も多いですね。
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　デジタル人材育成支援EXPOの現地マップ
　

３．各出展企業のデジタル人材育成サービス内容

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それではいくつかサービスをピックアップして内容をご紹介したいと思います。

　★ChatGPT関連の講座あり
・企業例１：キカガク
【サービス名】キカガク for Business
　
・全般
【概要】DX推進人材を育成
【特徴】DXを推進するための専門人材向け教育、全社員向けのリテラシー教育で組織力向上
　　　　スキルアップするための多彩なカリキュラム
　　　　社員のDXリテラシーを定量評価、専門人材のレベル判定しスキルを可視化
【学べるスキル】DXリテラシー、データサイエンス、AI、プロジェクトマネジメント、クラウド、情報セキュリティ、他
　
・ChatGPT関連
【概要】ChatGPTの導入支援
【特徴】企業のリスク回避と円滑な活用のためにChatGPTの導入を全面サポート
　　　　GenerativeAIへの理解、プロンプトを使いこなすための基本を理解
　　　　導入コース、活用コース（ビジネス向け、エンジニア向け）がある
【学べるスキル】プロンプトエンジニアリング、他
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キカガク社ブース画像　
　

　
　★ChatGPT関連の講座あり
・企業例２：ベネッセコーポレーション
【サービス名】Udemy Business
　
・全般
【概要】学びたいときに最高品質の学習体験を提供
【特徴】最先端のスキルを実践的に学習
　　　　世界最大級の動画学習プラットフォーム「Udemy」の20万本以上の講座から
　　　　一般レビューにより厳選された法人向け9,500講座が学び放題
　　　　最先端技術からビジネススキルまで、社員の幅広いニーズに応えます。
【学べるスキル】DX推進、AI・機械学習、データ分析、クラウド、他
　
・ChatGPT関連
【概要】プロンプトエンジニアリング関連コース
【特徴】入門、初級者向けのプロンプト学習コース
【学べるスキル】プロンプトエンジニアリング
【参考：コース名】
ChatGPTの使い方入門-最新AIビジネス活用 プロンプトエンジニアリングでより良い回答を得よう【2023年最新版】
【ChatGPT】初心者向け講座 ビジネスで活用できる程に返答の精度や品質を上げるコツを徹底解説【非エンジニア向け】
ジェネレーティブAI（生成AI）入門【ChatGPT/Midjourney】 -プロンプトエンジニアリングが開く未来-
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　ベネッセコーポレーション社ブース画像　
　

　
　★ChatGPT関連の講座あり
・企業例３：エクサウィザーズ
【サービス名】exaBase DXアセスメント＆ラーニング
　
・全般
【概要】実務で活躍するDX人材の、スキル診断・マインド醸成・人材育成までワンストップで提供
【特徴】DXスキルと素養を見える化するアセスメント
　　　　DX人材の要件定義・育成計画策定を支援
　　　　eラーニングによるリテラシー向上、実践スキル研修を組織に合わせて提供
　　　　実務で活躍できるようにDX伴走支援
【学べるスキル】DX関連全般
　　　　　　※「Udemy Business」の学習コンテンツとも連携
　
・ChatGPT関連
【概要】パフォーマンスを最大限に引き出すプロンプトエンジニアリング研修
【特徴】ChatGPTなどの生成AIを「知らない」から「少し使える」といった初期段階の利用者に対し、
生成AIの「利用を習慣化」「使い方を教えられる」といった状態まで引き上げる
【学べるスキル】生成AI基礎、ChatGPT活用事例、プロンプトエンジニアリング基礎
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　エクサウィザーズ社ブース画像　
　

　
　★ChatGPT関連の講座あり
・企業例４：ギブリー
【サービス名】Track Training
　
・全般
【概要】テクノロジー人材育成プラットフォーム
【特徴】業界唯一のスキルチェック機能で、パーソナライズドな学習パスを設計
　　　　IT・プログラミング領域に特化した教材で、テクノロジー人材を育成
【学べるスキル】IT・プログラミング関連スキル
　
・ChatGPT関連
【概要】プロンプトエンジニアリング教育支援
【特徴】法人GAI利用ユーザが適切にChatGPTを勝代うすることができるようになるための
　　　　プロンプトエンジニアリングスキルｎ習得を目指すオンライン学習支援サービス
【学べるスキル】ChatGPTの基本操作、プロンプティング技術、など
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギブリー社ブース画像　
　

　
・企業例５：AVILEN
【サービス名】法人向け人材育成研修
　
・全般
【概要】データ活用できるDX/AI人材を育成
【特徴】実践式のEラーニングで実務に生きる人材育成
　　　　（E-ラーニング→演習課題→ディスカッション）
【学べるスキル】DXリテラシー、AIリテラシー、データサイエンス基礎、機械学習、他
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　AVILEN社ブース画像　
　

　
　★希少性高：VR関連の研修あり
・企業例６：AKKODiSコンサルティング
【サービス名】AKKODiS Academy
　
・全般
【概要】企業の生産性を高めるDXを実現するための人材育成サービス
【特徴】国際標準の資格（CTT＋）をもった講師陣
　　　　Microsoft、UiPath、AWSなどの認定トレーナーによる品質の保証
　　　　グローバル連携による世界各国のトレンドをいち早く取り入れた研修を提供
【学べるスキル】デジタルリテラシー、インフラ・セキュリティ、AI・データサイエンス、他
　
・XR関連
【概要】XR活用を支援する研修プログラム
【特徴】XRを構成する技術を体系的に習得。全体像を知る「基礎編」、実際にヘッドマウントディスプレイとゲームエンジンを用いてVRを作成する「操作編」で学習。
【学べるスキル】XR（AR・MR・VR）基礎、VR操作スキル
　

　　　　　　　　　　　　　　　AKKODiSコンサルティング社ブース画像　
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　体験させてもらったVR
　

４．デジタル人材となるためには？

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既に、ChatGPTや、それを活用するためのプロンプトエンジニアリングについての講座を提供されている企業もでてきていました。中にはXRについての研修サービスをされている企業様もあり、人材育成支援サービス企業も新しい技術を習得してもらえるようなサービスをスピーディーに準備されていました。
　
それでは、どんどん新しい技術が出てくる状況に対して、私たちは、何を学習しどのようなスキルを身につけていけばいいのでしょうか？
　
日本マイクロソフト社と、日本ディープラーニング協会によるカンファレンスも拝聴してきましたので内容を簡単にまとめてみました。
　
■マイクロソフト
【概要】
　・ここ４ヶ月で、過去一番多くサービスを頻繁に出している
　・microsoft 365 Copilotで、ゆくゆくは社内検索システム(話し言葉で社内資料が出てくる)が実現予定
　・ソフトウェア、ITネット系企業、金融などが積極的にAIを活用
　・マイクロソフトでは、セキュアな環境で、OPENAIと同じことを実現できる
【メッセージ】
　AzureをベースにAIを活用していきましょう
　
■日本ディープラーニング協会
【概要】
・重要な2つのポイント
　①ベースは、デジタル技術を使いこなせるようになること
　②その次に、AIを使えるようになること
・どうするのが良いか？
　①デジタルに関する大枠を理解
　②最新技術にアンテナをはる
・怖い、危険だから、といってやらないというのはNG
【メッセージ】
　まずはG検討の受験から！
　（受験回数が、昨年の年間3回→5回へと増加したので受験しやすくなった）

どちらも宣伝を含めてのお話でしたが、結論として、AIの知識・技術をしっかり学習し使っていくことが大事である、と筆者は受け取りました。
　
　

５．まとめ

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いかがでしたでしょうか？
ChatGPTといったものすごいAIサービスの登場により、１年前に比べ、ますますAIについて使いこなせる人材になることが重要になっています。
まずは、何よりも積極的に試していくようにしていきたいですね。
　
　
最後にご紹介です。
　
弊社は、インターネット広告を中心とした総合マーケティング支援サービスを提供しています。そして、デジタルマーケティングは、AIやDXと今後よりいっそう密接になってくることでしょう。
そこで、AI学習サービスの取り扱いを開始いたしました。

AIリテラシーやAIプロジェクトのマネジメントなどの内容を取り扱っています。
＊ChatGPT活用、デジタルマーケティングに関する講座なども順次、準備予定

AIを活用して、業務効率化や、アウトプットの質向上などを実現したあとは、デジタルマーケティングにより、貴社サービス・商品を待っている世の中の消費者に伝えていくことが重要になります。ぜひ、AI活用の後を見据えて、デジタルマーケティング企業が取り扱うAI学習サービスもご検討いただけますと幸いです。
　
お気軽にお問合せをお待ちしております。
　
　

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