ターゲットに合わせた媒体選定が重要!SNS各媒体の年代別利用率とその考察
今、企業のマーケティング活動において欠かすことができなくなったSNSマーケティング。
SNSマーケティングにおいては、それぞれのSNS媒体によってリーチできる年代層を把握し最適な媒体選定をすることが重要です。
今回は5つの主要SNSの年代別利用率を見ながら、各媒体の特徴を探っていきたいと思います。
画像:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省
10代で7割、20代で8割近い利用率のTwitterですが、50代でも利用率は3割を超えており、幅広い年代で利用されていることがみてとれます。
サービス開始から15年以上の年月を経て、最近は若年層に限らず広く情報発信ができる媒体に成長してきていると言えるのではないでしょうか。
■Facebook (Meta社)
画像:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省
Facebookの利用コア年代層は30~40代。
実名登録メディアということもあり、取引先の相手と友だちになったりと、オフィシャルなSNSアカウントとしてビジネスでの活用機会が多いのが特徴です。
■Instagram (Meta社)
画像:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省
10~20代の利用率が7割近いInstagramですが、30代以上の年代の利用率も高くなっています。またこの表に数値はありませんが、女性比率が高い媒体でもあります。
気になった商品の情報を調べる商品情報検索メディアとして使われることが多く、ECなどショッピング行動との相性が良いのが特徴です。
■TikTok
画像:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省
10代から20代をメインに急成長を遂げている動画のみ投稿可能なSNSです。
ユーザーが興味のある動画がランダムで表示されるため、拡散性に優れている媒体とも言えます。
急成長を遂げている動画SNSのTikTokですが、数値上は10代にかなり利用者が偏っている印象です。
ただ最近では、ママクリエイターによる育児や料理に関するコンテンツも増えてきており、20~30代の利用率も伸び始めています。
「TikTok売れ」というワードが話題になっているように、最近はTikTok起点で商品のヒットが生まれるという現象が増えています。
■YouTube
画像:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省
10代~60代まで幅広い層に利用されているのがYoutubeの特徴です。
40代以下の層では利用率が9割を超えており、今回ご紹介した中では最も広く浸透している媒体です。
市場規模は年々成長傾向にあり、コロナ禍がその成長にいっそう拍車をかけました。
■まとめ
このように、一口にSNSといっても得意とする年代層は様々です。
また利用年代の広がりにより、今やSNS=若者のメディアとは言えなくなってきていることもお判りいただけたかと思います。
GMO NIKKOでは広告主様の課題に合わせた最適なSNSマーケティングのご提案をさせていただいておりますのでぜひご相談お待ちしております。
- ライター:坂口 莉果子(さかぐち りかこ)
- 2021年GMO NIKKO新卒入社。
広告営業を経てインフルエンサーマーケティング部へ異動後、大手飲食店のPRや美容関連メーカーのプランニングを経験。
自身も1万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーとして活動