U30のSNS利用実態を徹底分析① 調査から見えてきた5つのユーザタイプ
U30。そのすべてが平成生まれという30歳未満の彼らは10代からスマホを持ちSNSにどっぷりと浸かってきました。
ある調査では「自分の暮らしに必要不可欠」と答えた割合が7割に達する程、SNSは彼らの生活に根深く浸透しています。マーケティングにおいても、若い世代とのコミュニケーション施策としてSNSは既に欠かせない存在となっています。
そのような状況をふまえ、今回U30(18~29歳)のSNS利用実態を徹底分析すべく調査を実施しました。
SNS活用状況からみえてきた5つのユーザタイプ
今回調査で明らかにしたSNS利用状況をもとにクラスター分析を実施した結果、以下の5つのユーザタイプが浮かび上がりました。
ちなみに最もユーザボリュームが多かったのは「典型的なマジョリティのように見えて実はちょっぴり野心を隠し持っている」タイプ③の皆に合わせる中和系twitlinerでした。
また、積極的にSNSを使いこなすという点では一見同じタイプに見られがちなタイプ②とタイプ④ですが、友達など内輪向けのアルバムのように情報発信するタイプ②に対して、外と積極的につながるための名刺のように使うタイプ④と、利用目的には大きな違いがあることも見えてきました。
今回紹介しました5つのユーザタイプ。次回は消費行動やキャリア志向、趣味嗜好、恋愛観といった視点でさらに深堀りすることで、それぞれのタイプの特徴をより明解にあぶり出していきます。
今回の調査データに関して以下からダウンロードが可能です。
ご希望の方はページ下部のフォームよりご請求ください。
調査概要
調査主体
GMONIKKO株式会社
調査方法
インターネットリサーチ
調査対象
全国18歳~29歳の男女(GMOリサーチパネル)
総サンプル数
n=597
調査期間
2020年10月2日(金)~2020年10月5日(月)
- ライター:古谷 達郎(ふるや たつろう)
- 同志社大学 文学部卒業。
マーケティングリサーチ会社を経て、2018年にNIKKOに入社。
Web広告効果の分析、市場分析等の各種リサーチを担当。