Trend&Insight LAB

【緊急調査!】タクシー広告・エレベーター広告の現状

2021.11.09Trend&Insight LAB
【緊急調査!】タクシー広告・エレベーター広告の現状

近年、広告の出稿先が多様化してきています。数年前まで広告といえば、テレビや新聞、雑誌が主流でしたが、インターネットやスマートフォンの普及に伴い、WEB広告が登場し、以前よりも広告に触れることが多くなりました。さらに最近では日常生活の1シーンで利用するタクシーやエレベーターにまで広告が流れています。

そこで今回は、タクシーのディスプレイで流れている広告やエレベーターのディスプレイで流れている広告にフォーカスをあて、どの程度見られているのか?また、見た人にどのような意識や行動の変化があるのか?を、全国の20~50代の男女400人を対象に調べてみました。

■タクシーやエレベーターに乗車中、どの程度動画ディスプレイの広告を見ているか?

【タクシー】(n=155)

タクシー①

タクシー広告に関しては、広告を目にしている人は55.5%と、半数を超える結果となりました。

【エレベーター】(n=128)

エレベーター①

エレベーター広告に関しても広告を目にしている人は半数を超え、視認性の高さがみてとれました。

エレベーターに関しては「狭い密室で視線をどこに置けばいいのか。目のやり場に困る」という意識を持つ人も多く、そんな人たちの視線の置き場としてちょうどよい存在なのかもしれません。

では、実際に広告を視聴している人は広告に触れたことによってどのような意識の変化や行動を起こしているのでしょうか?

■タクシーやエレベーターで広告を視聴した後の意識や行動

【タクシー】(n=155)

タクシー広告修正

【エレベーター】(n=128)

エレベーター広告修正②

タクシー広告、エレベーター広告ともに、実際に資料請求や問い合わせ、サービス契約をしたと回答している人は少ない結果となりましたが、企業やサービスの認知や理解促進、また記憶に残るという意味で効果が出ていることがみてとれます。
新商品や新サービスの告知、ブランドイメージ向上、といった目的には適した広告だと言えるのではないでしょうか。

■タクシー、エレベーター広告でどのような広告が流れていたら見たいと感じるか?

タクシー広告、エレベーター広告は首都圏を中心に、広まりつつある広告手法ですが、日本全国で考えるとまだまだ一般的ではなく、これから少しずつ伸びていく広告手法になってくるのではと思います。
そこで、タクシー広告、エレベーター広告を実際に見たことがある方に、それぞれどのような広告が流れていれば視聴したいと感じるかを聞いてみました。

【タクシー】上位5位(n=155)

タクシー⑤

【エレベーター】上位5位(n=128)

エレベーター⑥

タクシー広告、エレベーター広告ともに、「お得な情報がわかる広告」「映像に惹かれる広告」「ストーリー性のある広告」などが上位にランクインしていました。
エリア性が高い広告なので、クーポンなど近隣のお得情報に支持が集まるのは納得できる結果です。

■その他データ、クロス表を無料でダウンロードできます

今回ご紹介したデータ以外にも、以下のような情報を掲載したデータブックを無料でダウンロードできます。
下のフォームよりお申し込みください。

・調査対象者デモグラ
・タクシー、エレベーター広告の視聴有無
・タクシー広告をどの程度見ているか
・タクシー広告を見た後の意識や行動
・タクシーの中で見たいと感じる広告
・エレベーター広告をどの程度見ているか
・エレベーター広告を見た後の意識や行動
・エレベーターの中で見たいと感じる広告

また、上記の質問をそれぞれ職業別、職種別、年代別に分析したクロス表もご確認いただけますので、ご希望の方はページ下部のフォームよりご請求ください。

【調査概要】
調査主体
GMONIKKO株式会社
調査方法
インターネットリサーチ
調査対象
全国20代~50代の男女
総サンプル数
n=400
調査期間
2021年10月22日(金)~2021年10月25日(月)

ライター:伊藤 遼太郎(いとう りょうたろう)
神奈川大学 経営学部卒業。
2020年新卒でNIKKOに入社。
市場分析等の各種リサーチ、およびストラテジックプランニングを担当。
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