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2024/05/31

「iPad Pro」のプロモーション動画「Crush!」の
映像表現に対する反応は予知できたのか
特許取得済みCM動画検証ツール「PlayAds(プレイアズ) byGMO」により調査

GMO NIKKO株式会社

GMOインターネットグループにおいて生活者と企業を超高速に結ぶテクノロジーに特化したリサーチ事業を展開するGMOプレイアド株式会社(代表取締役社長:冨岡 信之 以下、GMOプレイアド)は、提供する特許取得済み(※1)の感情取得技術を取り入れた動画検証ツール「PlayAds(プレイアズ) byGMO」(URL:https://www.playads.jp/)にて、映像表現について批判の声が多く話題となったAppleが展開する「iPad Pro」のプロモーション動画「Crush!」に対する自主調査を実施いたしました。
本調査は、AppleのCM「Crush!」に対する生活者の反応は予知できたのか、また購買意向に影響を与えたのか」を明らかにすることを目的とした調査です。
(※1)特許番号:6745393号

【調査概要】
・調査テーマ:AppleのCM「Crush!」への反応は予知できたのか/購買意向に影響を与えたのか
・調査地域 :日本全国
・回答者数 :246名
・調査対象 :20~60代(10歳刻みで均等割付)、男女(均等割付)、iOS/Androidユーザー(均等割付)
・調査期間 :2024年5月17日-2024年5月22日
・調査方法 :インターネット調査
・聴取内容 :
 ・動画視聴しながら、「Good」(表現が良いと思った瞬間にボタン押下)と、「Bad」(不快、嫌と思った瞬間にボタン押下)の反応を秒単位で取得
 ・動画視聴後の対象製品に関する購買意向(5段階)

【PlayAds調査結果レポート】
https://mr.playads.jp/top-detail/1774

【調査サマリー】
・「Bad」の最大反応地点は人形が押し潰される45秒目である。
・「Bad」の反応比率は77%と、PlayAdsによる調査データの中央値23%と比較して非常に高い。
・ 20代の「Bad」反応は、30代以降と比較して低い。
・「Good」が多いほど「買いたい」、「Bad」が多いほど「買いたくない」の割合が高い。

【調査結果】
■「Good」と「Bad」総リアクション数の割合
–「Bad」の反応比率は77%と、PlayAdsによる調査データの中央値23%と比較して非常に高い。

■1秒毎の反応率の推移 – 押し潰される表現に対し一貫して「Bad」の反応が高い
 冒頭は「Good」の方が高く推移していたものの、ものが押し潰される11秒目からは「Bad」が上昇し、最後に人形が押し潰される45秒目で最大の値に。押し潰される表現に対して生活者が不快に感じていることがわかる。

■年代別の「Good」/「Bad」反応率の推移 – 20代は他の年代と比較して「Bad」が低い
 20代は他の年代と比較して「Bad」の反応が低く推移しているが、いずれの年代も反応率の推移の傾向は近似しており、45秒付近で最も「Bad」の反応率が高くなっている。

■購入意向度別の「Good」/「Bad」反応率の推移
–「買いたい」と回答したセグメントは「Good」、「買いたくない」と回答したセグメントは「Bad」の割合が高い。
 「買いたい・どちらかというと買いたい」を回答したセグメントは「Good」の反応率が「Bad」より高く推移しているのに対し、「買いたくない・どちらかというと買いたくない」と回答したセグメントは反対の結果に。また、「どちらでもない」と回答したセグメントはいずれの反応率も低い。

■動画視聴後の購入意向度の割合 –「買いたい」を「買いたくない」が大幅に上回った
 「買いたい・どちらかというと買いたい」を回答したセグメントが全体の10.1%に対し、「買いたくない・どちらかというと買いたくない」を回答したのは54.5%と大幅に上回った。

【総論】
 「PlayAds byGMO」で検証した他のCM動画と比較し「Bad」の反応が強く出ており、購買意向にも、一時的か永続的かはわからないものの、一定の影響を与えていると考えられる。また、本プロモーション動画を出稿する前に生活者を対象に調査することによって、映像表現に対する評価は事前に予知ができた可能性は高いと考えられる。

【「PlayAds byGMO」について】(URL:https://www.playads.jp/
 「PlayAds byGMO」は、管理画面上の操作だけで完成前にCM動画のクリエイティブを評価できる、TVCMの制作工程をDXするチェックバックツールです。ご利用企業様は、検証したいCM動画の仮編集動画などをアップロードした後、国内最大級のパネルネットワーク(※2)からCM動画を評価してもらいたい調査モニター(広告のターゲットと同じ属性の回答者)を選択します。その後、調査モニターに選ばれた視聴者がCM動画を見ながら「スキ」「ナットク」などの反応ボタンを押したりコメントを記入したりすることで、クリエイティブの反応に関するデータを収集し、完成前に評価できます。国内パネルへの発注であれば、最短翌営業日に評価結果を回収することができます。
(※2)調査モニターはGMOインターネットグループでインターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ株式会社が提供する国内2,9137万万人(2024年4月現在)の「JAPAN Cloud Panel」と連携しております。

【GMOプレイアド株式会社について】
 GMOプレイアドは、総合インターネット広告代理事業を展開するGMO NIKKO株式会社(代表取締役社長:佐久間 勇)が2018年に立ち上げた、GMOアドパートナーズ株式会社の連結企業群です。GMOプレイアドは”全ての人に価値ある広告を届ける” というミッションを実現するために、CM動画検証ツール「PlayAds byGMO」を提供しています。

以上


【本件に関するお問い合わせ先】
●GMOプレイアド株式会社 広報担当
TEL:03-5456-6650 E-mail:info@koukoku.jp

【サービスに関するお問い合わせ先】
●GMOプレイアド株式会社 有方・三五
TEL:03-5456-6630 E-mail:info@playads.jp

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